硫酸基の結合とは

◆ フコイダンパワー発揮のかなめ「硫酸基」

硫酸基とは?

フコイダンにふくまれる「硫酸基」とは、文字通り硫酸のもととなる成分です。硫酸といっても、劇薬のことではありません。硫酸は、有機物と結合した状態では無毒になり、この状態のことを「硫酸基」とよんでいます。

これまでの研究により、フコイダンのなかの硫酸基が、さまざまな健康パワーを発揮するために重要な役割を果たすことが明らかになっています。そして、その健康パワーを発揮するためには、原料の海藻からフコイダンを抽出する際に、硫酸基をはずさないことが重要なのです。

フコイダンがパワーを発揮

フコイダンは、おもにフコースを中心にウロン酸(グルクロン酸)、硫酸基、ガラクトース、キシロース、などの成分で構成されています。

フコイダンの特徴は、硫酸基を多くふくんでいることで、この点が他の多くの多糖類との大きなちがいであるといえます。
モズクの粘質の主要成分は典型的なフコイダンであり、Lフコースと硫酸の比はほぼ1:1.27(モル比)と報告されています。(出典:海藻フコイダンの科学)

硫酸基の特徴は、なんといっても水分を貯蔵する力です。ヌルヌルとしたジェルのような状態を作り出し、海藻の表面をうるおわせます。人体では身体を健康のために守ってくれます

硫酸基は、人の胃粘膜の粘質性の成分とも同質なので、フコイダンが胃の中に入ると、同じような性質のヌルヌル成分と相性がよく、なじみやすいのです。

フコイダンは海藻の種類によってもいくつか種類があり、粘着性のヌルヌル成分の構造もそれぞれちがいます。
近年のフコイダン研究によって、健康のためには海藻のなかでもとくに粘着性成分の多いモズクが一番好ましいということがわかってきました。

モズクは、ほかの海藻の約5~8倍ものフコイダンをふくんでいて、構成成分のひとつである硫酸化フコースという成分もほかの海藻より多くふくんでいます。フコイダン製品を選ぶ際には、硫酸基が外れていないかと、原材料の海藻の種類や、分析結果などを明示している販売会社を選ぶことが肝心です。

 





フコイダン