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がんの検査の基本は、画像診断 や 腫瘍(しゅよう)マーカー など、
身体に負担の少ない方法でおよその診断をつけます。
そして、病理検査といってがん細胞があるかどうかをみる検査にて、
最終的な判断をおこないます
どちらにしても、早い時期の発見でがんの完治できる可能性がぐんと
あがります。
定期的に検査をおこなうことで、早期発見できるようにしてください。
また、自分でできる検査の方法も紹介いたしますので、ぜひご家族
みなさんで実施されてみてください。 |
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| 自分でできるがん検診 |
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自分自身で早期に気づくことのできるがんは、乳がん・甲状腺がん・
皮膚がん・舌がん・陰茎(いんけい)がんなどです。
さらに、胃がん・大腸がんなどの消化器系のがんは、排便時にじぶんの
便をみることも大切です。
黒い便や血液の付着などがあれば、すぐに医師に相談しましょう。
したに↓がんの可能性が疑われる症状を挙げています。
このような症状がすぐによくならず、繰り返す場合は注意が必要です。
| 胃がん |
胃部不快感・胃痛・食欲不振・やせていく・
食生活の変化・黒い便 など |
| 食道がん |
食べものを飲みこんだときの違和感など
(大量飲酒者や喫煙者はとくに要注意) |
| 口腔がん |
原因のはっきりしない、なおらない潰瘍
(できもの)や傷など |
| 大腸がん |
血便・便秘・頻便・大便が細くなるなど |
| すい臓がん |
糖尿病の悪化・上腹部痛・食欲不振
やせていく・黄疸など |
| 肺がん |
せき・たん・血たんなど(喫煙者は要注意) |
| こうとうがん |
声のかすれなど(喫煙者は要注意) |
| 乳がん |
しこり、血性のぶんぴつ物など |
| 子宮がん |
性交時の出血・血性のおりもの・月経異常など |
膀胱がん
前立腺がん |
血尿・排尿困難など |
| 白血病 |
出血しやすい・貧血・つかれやすい・発熱など |
検診や人間ドックには症状の出ない早期のうちにがんを発見できる
というメリットがあります。とくに、胃がん・子宮けいがん・大腸がん・
乳がんなどでは、早期発見が有効とされています。しかし、卵巣がん・
子宮体がんなど有効性が認められないがんが多いのも実状です。
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| がんの画像検査のいろいろ (画像診断) |
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がんの検査にはいろいろな方法がありますが、一般的なのが
X(エックス)線検査です。
X線検査には、単にX線をあてる「単純X線検査」と造影剤をつかった
「造影X線検査」(ぞうえいえっくすせんけんさ)があります。
単純X線検査はおもに、胸部や骨、軟部そしきを調べるときにつかい、
乳がんのマンモグラフィなんかもこの単純X線検査です。
造影X線検査は、消化管、じんう、尿管、血管などを調べるときに
つかい、胃のバリウム検査なんかがこの造影X線検査です。
X線より精密なデータを必要とするときは、CT検査やMRI検査といった
検査方法をつかいます。CTもMRIもガンの診断では、造影剤という
薬を注射しておこなうのが一般的です。
| CT検査 |
体の外側を一周して撮影。体を輪切りにした
映像。心臓、大動脈、気管支・肺などの
胸部、肝臓、腎臓などの腹部の検査に有効 |
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| MRI検査 |
縦・横・ナナメの多方向からの撮影が可能。
とくに脳・脊髄など骨に囲まれた部分の検査
に有効 |
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そして、最近注目をあつめているのがPET(ペット、とよみます)です。
PETとは、陽電子放射断層撮影のことです。
がんの微妙な診断もできる新しい検査で
いちどに全身の映像がみられるため、
小さながんばかりでなく転移、再発の発見も
可能になりました。
これはがん細胞が増殖のために、栄養を
必要としている点を利用した検査方法です。
まず、放射性物質をふくんだブドウ糖に
にた物質(FDG)を注射し、しばらくおいて
撮影します。
がん細胞は栄養となるブドウ糖をたべる(摂取)ため、その部分が
画像に濃いく写ります。どこにあり、大きさや数はどのくらいなのかを
知ることができるのです。
今は限られた施設にしかありませんが、今後の普及が期待されるところ
です。ただし、前立腺がんなど、がんによってはブドウ糖をとりこまれない
タイプのものもあるので、PET検査で陰性であっても、100%がんでない、
と言い切ることはできません。
そのほか、体に超音波をあてて、組織にあたりはねかえった音波を
とらえて画像にする超音波検査、放射性の医薬品を注射し、
放出された放射線を特殊なカメラで撮影して画像化するシンチグラフィー
(骨の転移をみる「骨シンチグラフィー」が代表例)など、たくさんの
検査法があります。 |
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| 腫瘍(しゅよう)マーカーってなに?? |
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腫瘍マーカーとは、がん細胞がつくる特殊な物質が人間のからだの中に
あるかないかを検査して、診断にやくだてます。
がん細胞が異常分裂を起こし増殖すると、健康時にはみられない特殊な
タンパクや酵素、またホルモンなどが血中や尿中に増えることがあります。
それらを測定することで腫瘍のある・なしや、治療効果の測定に生かそう
とするのがこの検査のねらいです。
腫瘍マーカーは、1884年、骨髄腫瘍患者の尿中に特殊なタンパクが発見
されて以来、その後の研究により次々と新しい腫瘍マーカーが発見されて
います。そして、今日ではバイオテクノロジーの進歩とともに、免疫化学的
測定法として日常臨床で大いに活用されているのです。
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| 腫瘍マーカーはあくまでも補助的存在 |
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腫瘍マーカーによる腫瘍の存在診断は、あくまで補助的な手段であり、
早期発見となるような絶対的なものではありません。
実際に、腫瘍マーカーが陽性反応や高い数字が出たとしても、
がんであると100%いいきれないことが多いのも事実です。
また特定の腫瘍と限定することも難しいのです。
特にがん(悪性腫瘍)に対する最終的な診断は、臨床経過やほかの
検査など総合的にみて、より慎重に行わなければならないのです。
ただし、がんの治療効果の測定には腫瘍マーカーが大いに有効活用
されています。つまり、治療前に陽性であったマーカーが治療後の検査で
依然として陽性であれば、経過は思わしくないと判断できますし、
逆に急速に陰性化すれば治療は順調と判断され、その状態が
3ヶ月以上持続した場合は根治(がんが完全になおった)の診断を
することもあるのです。
また、腫瘍マーカーの利用法としては、画像診断における目標臓器の
決定、検査のタイミングの決定、及び腫瘍摘出や化学療法後の
経過観察などがあり、臨床的に大きな指標ともなるのです。
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