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日本人の死因ダントツの1位は、「がん」。
2004年、がんで亡くなった人の数は、32万人にものぼります。
これは、日本人の3人に1人ががんで亡くなっていることになります。
今後もさらにがん患者は増える傾向にあり、2015年には2人に1人の
日本人ががんで亡くなると予想されています。
がんはまさに「国民病」。
いまや「自分には関係ない」というわけにはいかないのです。
「がん」という病気をただしく理解すること。
そして、もしがんになった場合はどのような治療法があるのか、
どのような食生活をおくればいいのか、正しい知識をつけることが
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がんとのたたかいに勝つ、または共存に
つながります。
あなた自身の健康、またご家族の健康を
まもるため、「がん」について知っていただき
たいと思います。 |
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| 「がん」ってどんな病気? |
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ガンは、特定の臓器や組織の病気ではありません。
また、インフルエンザやエイズのように、外から侵入したウイルスや細菌に
よってひきおこされる感染症でもありません。
「がん」はもともと正常だった自分の身体の
細胞が、突然変異によりできた異常細胞です。
その異常細胞が成長の過程でひきおこす
さまざまな障害をまとめてよんだものです。 |
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ガンは、遺伝子に異常ができることで、細胞がかぎりなく分裂と増殖を
おこして、勝手に増え続けてしまう病気です。
人間の身体は、およそ60兆個の細胞から成り立っており、
正常な細胞は、一定の法則にしたがって分裂と増殖を行い、
役目を終えれば死んでいきます。
ところが遺伝子の変異によって、異常をきたし
てできたガン細胞は、自ら死ぬことはなく、
酸素と栄養があるかぎり、分裂と増殖を
くりかえし続けていくのです。 |
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このように、ガンは自らの身体が作り出したモンスターですが、もともと
正常だった細胞を傷つけたのは、その人自身の生活習慣に原因が
あります。
つまり、ガンは、糖尿病や高血圧のように生活習慣病に分類されてもいい病気なのです。
手術や抗ガン剤、放射線などでガンをたたいて治すのは重要です。
が、生活習慣病の見直しもしなければ、たとえその時は、治ったとしても
一過性のものになってしまう可能性もあります。 |
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| がん細胞 4つの特徴 |
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「がん」はなぜ、死にいたる恐ろしい病気だといわれるのでしょうか。
それは、がんには、つぎの特徴があるからなのです。
| 特徴1 |
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動きがすばやい |
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がん細胞は、運動能力がたかく、正常細胞よりも
すばやく動くことができます。 |
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| 特徴2 |
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もぐりこみやすい |
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がん細胞には、トゲトゲのような突起物があります。
そのトゲをじょうずにつかって、正常細胞のすきまに
もぐりこみ、自由に移動することができます。 |
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| 特徴3 |
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なかなか死なない |
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正常細胞には寿命がありますが、がん細胞は栄養さえ
とりつづければ、永遠に生きつづけられるのです。 |
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| 特徴4 |
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はげしく増え続ける |
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がん細胞は、正常細胞よりはやいペースで分裂を繰り返し
はげしく増え続けます。 |
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がん細胞は以上4つの特徴をもって、私たちの身体の中で急速に勢力を
拡大させます。
そのままなにもせずにほおっておくと、どんどん大きくなり、まわりの臓器
や神経を圧迫し、臓器をはたらかなくしたり、痛みなどをもたらします。
また、増え続けるために、身体のなかの栄養を奪いとり、衰弱化させるのです。トゲトゲの突起物で臓器や血管を食い破り、出血させたり、
高い運動能力で血管をつたわり、転移をおこしたりもします。
こうして、がんは、私たちの身体を死にいたらせようとしているのです。 |
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| がんになる人・ならない人 |
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がんは、食生活の影響が最もおおきいといわれる生活習慣病のひとつ。
たった1個のがん細胞がとりかえしのつかない事態をひきおこす前に、
がんを予防する、がん細胞をつくらない、生活をおくるよう努力しましょう。
ここでは、がんになりやすい人の生活パターンを紹介します。
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お酒が大好きなひと |
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強いお酒は粘膜細胞を傷つけ、発がん
物質の攻撃を受けやすくするので、
胃がんや食道がんの原因になります。
また、アルコールがたばこの発がん物質
をとかして、大量に体内にとりいれて
しまうのため、喫煙しながらの飲酒は
危険性大です。 |
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よくお肉を食べるひと |
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頻繁に肉ばかり食べている人は、
大腸がんになりやすくなります。
肉を食べ過ぎるとニトロサミンという
発がん物質が生成され、脂肪からできる
二次胆汁酸といっしょになることで、
大腸がんの原因となります。 |
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よくタバコをすうひと |
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タバコは百害あって一利なし。
とくに、肺がんやこう頭がんなど呼吸器系のがんの原因となります。たとえ自分が吸っていなくても、タバコの煙にも発がん性があるので、近くにタバコを吸う人がいればがんになる危険性も高まります。 |
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塩分をとりすぎの人 |
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なんにでもしょうゆやソースをかける人、ラーメンのスープを飲み干す人など、塩分をとりすぎる人は胃がんの危険性が高まります。
過剰な塩分が胃の粘膜を荒らし、がん細胞をつくる原因になります。 |
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野菜をたべない人 |
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野菜を食べない人はがんになりやすく、菜食主義者にはがんが少ないという研究データがあります。
じつは、野菜にはがんを予防する成分が含まれており、食べるだけであらゆるがんの危険性を減らしてくれるのです。 |
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